さわやかな風が吹く9月19日、NHKのアナウンサーだった内多勝康さんが第二の人生の働き場所として選ばれた「もみじの家」を訪問しました。

ハウスマネジャー内多勝康さん(左)

「もみじの家」は医療的ケア児と呼ばれる子どもたちと家族が滞在できる短期入所施設で、2016年4月世田谷区にある国立成育医療研究センターの敷地内にできました。
医療の進歩で多くの子どもたちの命が助かるようになりました。しかし、病院を退院したあと、たんの吸引など医療処置が必要な子どもと暮らす家族には、24時間365日子どもから目が離せず気を抜くことができない日々が続き、社会からも孤立しています。

もみじの家の玄関にて

こうした子どもたちと家族に手を差し伸べ、多くの子どもにとっては当たり前のこと、「お風呂に入る」、「友だちと遊ぶ」を叶えるのが「もみじの家」なのです。
2階の明るく広々とした空間には学びや遊びの場があり、1階にはいつでも自由に料理ができるオープンキッチンや、お母さん方にとても人気のあるお風呂があります。

わずかな時間でしたが、わたしたちは「もみじの家」から多くのことを学びました。
そして、内多さんの著書『「医療的ケア」の必要な子どもたち』からは、輝かしいNHKのアナウンサーの職を辞して福祉の世界に飛び込まれたきっかけ、そして、なによりも、ぐっと胸に詰まるこどもたちとご家族の想いを知ることができました。
このような子どもと家族が孤立しないような活動を支えていきたいものです。

ミネルヴァ書房から出版された内多勝康書「医療的ケア」の必要な子どもたち