「三方良しの企業内シニア・キャリア研修」

 
本日と一昨日は大手情報会社のN社、11月9日は大手カード会社のM社の社内研修に講師として招かれました。12月にはメガバンクでの同種研修も計画中です。プラチナ・ギルドの会は外部の研修会社とコラボしながら、今後とも価値ある企業研修を提案してまいります。

 産業構造の変化、労働力不足、AI・ロボットの進歩、働き方改革、生産性向上、定年延長等などと時代の変化は、企業、個人、社会の全てのセクターが大きな曲がり角に来ているように思えます。リンダ・グラットン教授の「ワーク・シフトー100年時代の人生戦略ー」は日本人の「仕事と人生のあり方」に大きな衝撃を与えています。

 超高齢社会(健康・長寿社会の到来)とともに、これまでの単線的な人生戦略(就学、就職、定年)から、より高度の仕事を目指すための自己投資(リ・クリエーション)を含めた複線的な活動と専門性なキャリア戦略が重要になってきます。

 定年が65才に延長され、今また更なる延長まで議論されています。民間企業にとってはコスト増になる一方、労働需給のひっ迫から優秀な人材確保も無視できません。社内の活性化のため「役職定年」を導入するところも増え、シニア人材にとっては賃金カットと意欲喪失から生産性の低下をきたしています。一方、日本の社会的セクター(NPOなど)は、自治体などの公的セクターのサービスを補完しようにもまだまだ未成熟で資金も人材も大幅に不足しています。

 このような社会の変化に対応すべく、企業はミドルからシニア社員にキャリア研修を積極的に実施し、社員の意欲付と第二の人生に向けての自律を促しています。一方、社員から見ても労働市場の流動化は人生設計の複線化に繋がります。リ・クリエーションを通じ、より専門性の高い分野のスキルを有し、絶対的な強み(エッジ)を持つ人材へのニーズは強くなります。

 また、社内・外にネットワークを持ち、社会との関わりの強い人材は新しいニーズに対しても鋭敏で、社内のイノベーションの源泉にもなります。そのような意味で働きながら社会的セクターでプロボノや、ボランティア、社会貢献を経験することは、自分の仕事の進め方や、創発的な発想を豊かにすることにも通じます。

 プラチナ・ギルドの会はこれまで実施してきた「プラチナ・ギルド アカデミー」の経験を活かし、「50才にもなれば社会貢献を!」を旗印に、働きながら地域やコミュニティーとの関りを持ちながら、「次の」自分を見つける旅を支援します。広く外部の研修会社とも協力して、企業内キャリア研修に、企業、個人、社会の「三方良しの研修」を広めてまいります。

 短期間のキャリア研修でこれまでの自分のありかたを変え、「次の」自分を見つけることは困難です。その意味で、セミナーでの「気づき」を実践するためにプラチナ・ギルドの会は毎月の例会の場を企業の社員に開放し、共に学びを深めたいと考えています