NPO福島再生の会の第二回総会、活動報告会、懇親会の開催

10月8日、NPO福島再生の会の第二回総会、活動報告会、懇親会が、東大農学部7号館B棟231で開催されました。プラチナ・ギルドの会からも同会の会員である、中町、宮田、奥山の三名が参加しました。

活動報告としては村会議員であった菅野義人さんから私見として、除染・復興の現状と問題点について、村側でNPOを支える菅野宗男さん(農業委員会会長)から現状報告、東大農学部内に出来たボランティア・サークル「までい」世話人、斎藤富子さん(農学部職員)から活動報告、再生の会の理事、東大大学院農学生命科学研究科溝口教授から新しい農地除染の提案等が行われました。

懇親会では事務局長、田尾理事長ほか多くの関係者と懇親を深める機会となり、大変有意義な会合でした。飯館村の復興への道のりは遠く、住民の離反や、帰村の可能性がなかなか見えない中、苦悩する村の現状がよく理解できました。NPOとしては、住民と一緒になり今後とも長期にわたり再生の努力を支援する必要があります。私からは理事長あて、ふるさと納税の制度を利用して、「までい」の村、飯館を支える「ふるさと基金」を検討するよう依頼しました。

001_NPO福島再生の会懇親会

002_福島再生の会2

003_NPO福島再生の会・総会

高年齢雇用安定促進法について

皆さん、昨年の通常国会において高年齢者安定雇用について法案が改定され、この4月から雇用者(企業)に60歳を超える社員の65歳までの定年延長または再雇用の義務が課せられたのをご存知でしょうか?これは、財政負担を少しでも軽減するために、国民年金の受給年齢が順次65歳に延長されることに伴い、定年後、年金受給までの期間、社員の所得補償を企業に負担させたものです。

勿論、昨今平均寿命が大幅に伸び、少子高齢社会の到来とともに、シニアの労働力を利用し、今後の労働力不足に対処することは、女性労働力や、海外からの有能な人材を活用することと合わせ、日本社会としても重要なことです。また、元気で活動的なシニアにとっても、経験と培ったスキルを活用して60歳を超えて、体力に応じて働き続けることは自己実現の場を確保するために望ましいことです。

しかしながら、個別企業の立場から見れば、雇用制度の改正により経営の自由度を著しく脅かされ、本法案の施行から半年経過した現在、“追い出し部屋”に象徴されるような、社会的なフリクション(葛藤)が生まれつつあるのも事実です。需要の旺盛な市場で活動する企業にとっては、すでに労働力不足に悩まされている事情もあり雇用延長はさほど問題にはなりませんが、そうでない企業にとっては賃金コストの上昇は死活問題です。

従業員の視点からもより自由度のある制度設計が望ましく、各社は人事部を中心にこの問題を真剣に検討し始めています。外部のコンサルタントの支援を得て早期退職制度、転職、起業、U、Iターン等の幅広いオプションを提示する企業も増えてきています。起業により生涯現役として働くことや、ボランティア(社会貢献活動)も含め、より幅の広い人生設計を、これまで貢献してきた自社社員のために各社が積極的に支援することが、今、「企業の社会的責任」として求められているのだと考えます。

国政レベルでは、日本の雇用環境を流動化し、人材の流動化に資する制度設計が最も重要です。企業が不必要な人材を無駄に抱えるほど、労使双方に非生産的で、モラルの低下を招きます。逆に、これまでの経験を生かして、海外や他社で活路を見出し、またこの機会に、これまで温めてきた起業にチャレンジし人生二毛作、三毛作を考えてみるのもよいかもしれません。経済的に余裕のある人はボランティアの道もあるでしょう。都会生活で疲れた方にとっては、二拠点生活を可能にする自治体が推進するクライン・ガルテンも悪くないでしょう。

プラチナ・ギルドの会では、このような日本社会が抱える社会的課題を少しでも緩和し、高年齢者が生き生きと仕事に従事できるよう、また自分自身の人生設計を考えてみる機会の提供ができないか検討しています。各企業が直面する問題だからこそ、企業と共同して問題解決に当たれないか模索しています。企業が抱える貴重な人材の、将来設計のプラニングをお手伝をする「オリエンテーション事業」が出来ないか検討します。

第16回定例会

1.開催日時  9月24日(火) 18:00~20:00
2.開催場所  日本総研新本社(東五反田) 13階会議室
3.主な内容
(1)「シニアの労働市場をめぐる変化について」
日本総研 調査部 山田部長
(2)「会員のためのIT講座」~7月例会の続編ほか
会員 小川弦一郎氏
(3)「障害者のための権利擁護(後見制度)活動」
~NPO法人の立ち上げから1年半の実績を通じ
会員 廣瀬豊邦氏

シニアが動く。日本が変わる。見つけてください、「次の自分」を。

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