高橋様からのメッセージ:
6 月 20 日は国連の定めた「世界難民の日」です。少し前までは、「難民」と 言えば、ケニアのカクマにある世界最大級の難民キャンプや、ロヒンギャ難民 難民のいるバングラデシュの難民キャンプ等を連想なさって、遠いところでの 出来事とお思いになる方も少なくありませんでした。
そんな、日本にとって遠いところでの話だったものが、急に身近な出来事に なったのが、ロシアによるウクライナ侵攻。 ウクライナから避難をしていらした 方が、1,000 人を超えました。 日本でも避難民を受け入れるとの判断が なされて以来、政府の対応は異例ずくめでした。
一方で、アフガニスタンやミャンマーなど、紛争や本国の政変により、帰国できなくなった方々や逃れてきた方々への 対応は、・・・・・・このような現状に対し、「何故ウクライナだけ?」と思うだけではなく、これを契機に難民の受け入 れを積極的に行うような国に変わって欲しいと願っております。
今回は、支援の現場に携わっている者からの話をお聞きいただき、「社会が変わる」「社会を変える」第一歩をご一 緒に踏み出せたらと願っております。
プロフィール:
1969 年 3 月 青山学院大学文学部英文科卒業
1988 年 4 月 東京都庁外国人相談 英語担当相談員 (2021 年 3 月)
ボランティア活動: 大学在学中に日本赤十字社 語学奉仕団に加入以来ごボランティア歴は半世紀以上
以下当日のご講演をYouTubeにて公開いたします。前後半に分けています。