小山昌孝さん、ついに小説『わくらば』を出版。古稀の誕生日に花を添えます。

当会の理事である小山昌孝さんが、ついに初めての小説『わくらば』を出版する運びになりました。

 

ちょうど11月18日の古稀の誕生日に合わせての出版です。

 

「時間は戻せんでも、やり直しはきく」との思いから、多くの世代に生きるヒントを詰め込んだそうです。出版まで苦節10年の月日が流れ、途中何度も挫折しそうになりながらも、よくぞ書き上げたという感無量の近況を伺っています。

Amazonサイトで好評とのことです。皆さん、ぜひ購入して読んでみてください。

読者との思いを交換したいとのことですから、感想をお寄せください。

Facebookの方にも案内しています。

 

 

先に著書『わくらば』についてご本人からメッセージ(下記)をいただきましたが、

 

第110回定例会にて

 

「アドボカシー的読み方を語る」

 

として小説にした背景を熱く語られました。

 

ここに公開いたします



『わくらば』出版の記念に著者の小山さんからメッセージをいただきました。

 

~我が人生を悔いないものとするには

 

「わくらば」に込めた想い~

 

             2021年11月17日

 

                 小山昌孝

 

時間は戻せんでも、やり直しはきく

 

五十、六十代で心を鎮めて自分の人生を達観してみるにはよほどの覚悟がいる。

私は還暦を迎え、初めて人生の終焉に近づきつつあることを実感しても、これまでを顧みて悔恨や憂慮の苦痛に至るも確信はみえず、今後の人生をどう生き、何を以て帳尻をあわせるかについては漠然としたまま達観には及ばなかった。

 

 あるとき、これまでの人生の転機、それも自身の願望と逆の悪い方向に進みだしたときを思い返し、痛みを伴いながら深層をえぐると、ひとつの気づきを得た。

それは、常にその主因は運が悪かった、アイツに裏切られたなどと自身の内的な変化に正面から向き合わず社会や他人を理由にしていた。

それでは暗澹たるままで、達観するどころかいつまで経っても再生には至らない。

 

主因は自身の内的変化、執着や固執といった拘りや欲であったと素直に認めたとき、些細なことに迷わされることもなく真理を見きわめることができた。

そうすることで、穏やかな気持ちになりその奥の真相が見えてきた。

 

そもそもは自分の心の持ちようひとつで、諦めることなく自らを高め、障害となっている課題に対応でき、結果は変えられる。

やり直し、すなわち再生、再チャレンジできる。

学び直し(リカレント)への意欲も生まれ、自らが向上するだけでなく、社会との関わり方も変化するだろう。

 

現実に正対し、その主因の全ては自分自身の結果であると気づけば、メソッドは明快で、次々に自ら具体的な行動を思いつくはずである。

 

 

そのスタートへのヒント!

 

悔いなき人生は、2のポイントと6のアクションから~

 

1. 平常心をもつ

 

・仕事や家事をていねいにこなす。それを日々行う(ルーティーン)

 

・拘りや欲より徳を優先する

 

・自分を信じ、自分に正直でいる

 

 

2.縁を大事にする

 

・相手の価値観を尊ぶ

 

・過度の依存はしない

 

・まず家族、友人、そして社会へと、結びつきを大切にする

                                  

以上